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Lumen Technologiesが180,000のエンタープライズ・ロケーションでIBM Cloud Satelliteを統合
IBMが、Dell Technologies、Intelなど65社を超えるエコシステム・パートナーと協業し、ハイブリッドクラウド・サービスを構築
IBM Cloud Satellite上のIBM Cloud Pak for Data as a ServiceがAI戦略「Watson Anywhere」を拡張
[米国ニューヨーク州アーモンク - 2021年3月1日(現地時間)発]
IBMは本日、IBM® Cloud Satelliteが利用可能になったことを発表しました。
お客様は、IBM Cloud Satelliteを通じて自社のハイブリッドクラウド・サービスを、任意のクラウド、オンプレミス、エッジなどあらゆる環境で稼働することが可能になります。
Lumen TechnologiesはIBM Cloud Satelliteと自社のエンタープライズ・テクノロジー・プラットフォームを統合し、顧客がハイブリッドクラウド・サービスをほぼリアルタイムで利用し、革新的なソリューションをエッジで構築できるようにします。
本日利用可能になったIBM Cloud Satelliteは、データの場所を問わず、あらゆる環境のお客様に対するセキュアな統合レイヤーのクラウド・サービスを提供すると同時に、機密性の高いデータ・プライバシー保護とデータ主権の要件にも対応します。通信、金融サービス、医療、行政といった規制の厳しい業界でも、エッジでのセキュアなデータ分析によってレイテンシーを低減することが可能になり、これによりリモート・ワーク、コネクテッド・インテリジェント医療機器を介した緊急対応、オンライン学習、遠隔医療サービス等が支援されます。
このエッジへの移行により、低レイテンシーを実現し、エンタープライズのお客さまは、ハイブリッドクラウド環境と同じレベルのセキュリティー、データ・プライバシー、相互運用性、およびオープン・スタンダードを自社の環境に適用できます。
加えて、IBMはCisco、Dell Technologies、Intelなど、自社のパートナー・エコシステムに含まれる65社を超える企業と協力し、IBM Cloud Satelliteを介したセキュアなクラウド・サービスを構築しています。またIBM Cloud Satellite上でのIBM Cloud Pak for Data as a Serviceの提供により「Watson Anywhere」戦略を拡張し、自社による管理の必要なくAI・分析ワークロードをあらゆる環境でサービスとして実行するための柔軟かつセキュアな手段をお客様に提供します。世界中の投資専門家を支援するフィンテック企業のEquBotは、IBM Cloud Pak for Data as a ServiceとIBM Cloud Satelliteを併用して顧客への投資提案の効率性を高めています。初期の成果としてはレイテンシーが10秒から1秒以下に低減したことが挙げられ、これによって投資家が金融市場全体でより十分な情報に基づいた判断を下せるようになっています。
LumenがIBM Cloud Satelliteを利用してエッジでのイノベーションを促進
第4次産業革命の実現を進めるエンタープライズ・テクノロジー企業Lumenは、自社のLumen Edge ComputeプラットフォームでIBM Cloud SatelliteとRed Hat OpenShiftを利用しています。IBM Cloud Satelliteのデプロイメントの柔軟性と、Lumenのエッジ・プラットフォーム、アダプティブ・ネットワーキング、コネクテッド・セキュリティー機能を組み合わせることで、お客様はIBM Cloudのメリットをエッジでセキュアに活用するうえで、稼働環境の選択肢が増え、俊敏性の向上に繋がります。
例えば、IBM Cloud Satelliteを利用したLumen Edge Computeプラットフォームを用いることで、お客様はオフィス環境や小売業の店舗といった高度に分散した環境全体でのビデオ分析をはじめとする、データ集約的なアプリケーションをデプロイできるようになります。アプリケーションはIBM Cloud Satelliteを介してLumen Edgeのロケーションの近隣にホストできるため、カメラやセンサーをほぼリアルタイムで機能させ、品質と安全性の向上に生かすことができます。例えば、カメラの製造工程において最後に表面が洗浄された時刻を検知したり、従業員の危険の可能性を検出することが可能です。加えて、こうした処理能力をデータが生成される地点のより近くでデプロイすることで、あらゆる地域のお客様へのタイムリーな対応を可能にします。
今回の合意の一環として、お客様は以下のことが可能になります。
IBM Hybrid Cloud Platformの責任者であるハワード・ボヴィルは、次のように述べています。「IBMは、ハイブリッドクラウド・コンピューティングを提供してモダナイズすることでエッジ・コンピューティングなどの革新的なテクノロジーの価値を企業が取り込めるようにするとともに、それらの会社が必要とする高度なセキュリティーとプライバシー保護を実現するべく取り組んでいます。IBM Cloud Satelliteを活用した、新たなレベルの標準化を実現することで、お客様は、ハイブリッドクラウドのメリットを、データセンターの中心部からネットワークの先のエッジサーバーまで提供することが可能です」
IBM Cloud Satelliteで新たなハイブリッドクラウド・サービスを共創するための、IBMのパートナー・エコシステム
IBMは、そのパートナー・エコシステムにある65社を超える企業との共創を通じて、お客様がIBM Cloud Satelliteでどのような環境でもワークロードを実行できるようにしています。インフラストラクチャー・パートナーは、お客様が既存のインフラストラクチャーを活用して、データセンターやエッジにIBM Satelliteのロケーションをデプロイできるようにするための、各種のストレージ、ネットワーキングおよびサーバー・ソリューションを提供しています。サービス・パートナーは、お客様がどこからでもサービスとしてのソリューションを管理できるようにするための、環境移行およびデプロイメントのサービスを提供します。またIBM Cloud Satelliteのお客様は、Red Hat MarketplaceでOpenShift認定のソフトウェア・オファリングにもアクセスすることができ、IBM Cloud Satellite上にデプロイし、よりシンプルなインストールと管理が可能になります。
以上当報道資料は、2021年3月1日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。
IBM Cloud Satelliteについて詳しくはこちら:
https://www.ibm.com/jp-ja/cloud/satellite
IBM Cloud Satelliteに関連するイベント等のご案内についてはこちら:
https://www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ibm-cloud-satellite-ga/
IBMのエコシステムとパートナー関連の最新情報についてはこちら: www.ibm.com/cloud/blog/ibm-partner-ecosystem-and-cloud-satellite
IBM Cloud Pak for Data as a Serviceについて詳しくはこちら:
https://www.ibm.com/jp-ja/products/cloud-pak-for-data/as-a-service
開発者向けのIBM Cloud Satelliteを活用したアプリ構築について詳しくはこちら:
https://developer.ibm.com/blogs/distributed-cloud-development-ibm-cloud-satellite
IBM Storageについて詳しくはこちら:
IBM Cloud Satelliteに関連するGTSサービスについて詳しくはこちら:
IBM、ibm.com、IBM Cloud、IBM Cloud Pak、IBM Cloud SatelliteならびにWatson Anywhereは世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。 現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml(US)をご覧ください。
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